365日~リスタート~
2020.05.29
高校野球強豪校
全国制覇というけれど
一発勝負の恐ろしさ
頂点目指すの何連勝?
地区によって異なるが
10~15連勝を
進めば相手も強くなり
難易度上がって消耗も
地方の強豪あるあるの
1対全部の構図です
喧嘩マンガじゃあるまいし
実際勝つのが難しい
県外人が多いから
地元の大会アウェーです
その中当然勝ち進む
頂点目指すと一丸に
一斉スタート7月で
気づけば残り2つです
1994夏の陣
選抜準Vだてじゃない
調子は悪くも勝ち進む
その中スーパールーキーの
2人の活躍際立って
守備はショート
と
打は4番
チームの顔の定位置に
入学したての1年生
いきなり4番の大仕事
あっと言う間に消えていく
場外逆転本塁打
夏の間に2本打ち
年間数えて27
そこは名門瞬く間
名前が一躍全国区
プロ注だからか
当然の自己中もれなくついていた
結果出してりゃ関係ない
それがスポーツいいところ
なんだかんだで準決勝
しゃく熱続くアルプスで
同期の活躍ひがみつつ
応援サボれば夜点呼
こっちも熱い戦いじゃ
命がかかるその中で
喉のからしを覚えたぜ
酒やけ無理無理未成年
それでも喉は鬼奴
生き抜く術を磨いては
披露するのがアルプスで
スコアボードをふとみれば
劣勢のまま終盤へ
そこでまたもや飛び出した
スーパールーキー同点弾
南アルプス沸き立って
天然水が降り注ぐ
一方北のアルプスは
やっぱり無理かと沈み込む
・・・・
・・・・
いやまてここでふと気づく
絶対王者の我が高校
同点ごときでこの騒ぎ
冷静さをも失って
この時既に決まってた・・・
安堵の気持ちをGETして
試合の流れを手放した
やっぱりそこは高校生
今思えばのあのシーン
追い越しまでが鉄則で
横並びではまだ甘い
そんな思いが浮かぶのは
サイレン響く後の事
4期連続出場の
スーパースターが崩れ落ち
翌日新聞一面で
敗れた一方駆け巡る
偉大な神でも勝ちきれぬ
それが夏の恐ろしさ
そして1つの謎がある
この夏使う事がなく
実際感じる事もなく
どこへいったの爺さんや
手品を使うの忘れたか
そんな疑問を残しつつ
負けた悔しさ刻み込み
敗戦すぐさま練習へ
新体制が動き出す
神へと昇格2年生
奴隷stayの1年生
入学してから4ヶ月
この間離脱が5名出て
残るは20の同期たち
虎視眈々と狙わずに
前面押し出し吠えまくる
俺がレギュラー取るんだと
仲間じゃなくてライバルで
夏遠征へと旅に出る
実はその裏動く影
点呼に加わる荒行が
ラインナップに組み込まれ
新たな神が垂れ流す
ヨダレと権力・・・〇力と
残りはまだまだ8ヶ月