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時代を彩ったニューパワー

2018.04.19

終わりがない恐さってあるんじゃないかな・・・

４２，１９５キロ先にゴールがあるマラソン

３７７６m上に山頂がある富士山登山

どちらも難易度が高く、ともすれば危険なチャレンジとなりかねない事だけど

ゴールが決まっているというのはある意味幸せな事だと思う

達成からの歓喜、終わりが近づくにつれてのモチベーションの向上

辛く、険しい道のりだけど気持ちを奮い立たせるエネルギー

それが見えてくる、近づいてくるゴールなんだと思う

でも、そのゴールというものがあるのかどうかわからないものだとしたら・・・

例えばバラエティー

定年がある仕事じゃなく

ドラマのように最終話もない

成績が残せなくなったら

人気がなくなったら

即終了

当然、数字も人気も落ち込んでくればいつ終わるかわからない怖さが支配する

でも、本当の怖さってそこじゃなくて

人気が昇り調子

パフォーマンス絶好調

まさに時代の寵児的な時ふと思うんじゃないかな

これはいつまで続けられるのか、続ければいいのか

落ちてからじゃくて昇っているとき

ふと気づくんじゃないのかな

この山に頂上はないってことに

ゴールはないって事に

それに気づいた時

休む怖さ、抜かれる怖さ、いつか消える怖さ

時代は今自分を求めているのに

いつかフラれる怖さに怯えながら

それでもさらに昇りつづけなきゃいけない自分

止まればマンネリだとかもう古いだとか

どんどん求められるものだけ増えて

評価は厳しくなるばかり

そんな中、突っ走ってきたんだなぁって

人気バラエティーが終わりを迎えた年度末

長年にわたって活躍した功績より

どうしてもパフォーマンスが低下した姿で終わるしかない残酷な世界

もちろんそこを覆すことは物理的には無理だけど

その輝かしい功績は色あせる事はない

子供の頃、バラエティー番組の面白さ知ることが出来たのは

みなさんのおかげでした

出演していたキャストのみなさんは

めちゃめちゃイケてました

まさに時代を先どるニューパワー

その一時代を見る事が感じる事が出来て楽しく幸せでした

またいつの日かみなさんが集まる姿を観る事が出来たら・・・

お願いしますねフジテレビさん

スタイリスト 大塚