人生の玉手箱
2017.08.23
歳を重ねれば重ねるほど
何がやりたかったのか
どんな人間になりたかったのか
見失う事ってあるような気がする
子供の頃
例えば野球が好きで
例えば勉強が得意で
例えばダンスや歌が好きで
人よりちょっと優れてたりすると褒められたりして
結果が出るといい意味で勘違いして
その道を進んで
その道で生きていきたいなんて思いを描いたりする
小、中、高と時がたってカテゴリーが進むと
その度にふるいにかけられてどんどん自分を知ることになり、向き合う事になる
幼い頃に描いたその未来はどんどん書き重ねられていく
消える事、消す事が出来ないそのキャンパスに
でも消せない事で、消えない事でより濃い、より深い味わいの絵が描けて行ける事が出来るのか
大人になればなるほど現実と向き合う自分には期待よりも不安の方が大きくなるのが大概で
そんな道を歩く中で、そんな壮大な絵を描く中で
必要不可欠で、避けては通れないモノ
プラスにもなり、はたまたマイナスになるかもしれないモノがある
その玉手箱的なモノが【出逢い】なんじゃないかと思う
生きれば生きるほど
沢山の出逢いがある
時としてそれは
友となり
恋人なり
夫婦なる
仕事仲間になり
ライバルになり
道しるべになる
人との出逢いはその後の進む道を照らしてくれる
描くものを引き立ててくれるスパイスになる
どんなに強く生きようと思えども
1人で何かを成し遂げる事
関わることなく進む事
なんて出来る事じゃない
だったらその出逢い1つ1つに何かしらの意味が
何かしらのメッセージがあるんじゃないかなんて思ってみたりする
人と出逢う事
幸いこの仕事をしていると出逢いが多い
色々な人の色々な人生があり
そこには人の数だけ
生きた時間だけ
関わって来た出逢いの数だけ
ストーリー、ドラマある
そんな話を聞かせて頂けることもまたこの仕事の楽しみで
見たことのない世界
感じたことのない感情
自分にはなかった考え、とらえ方
沢山勉強になる
ありがたい事に、沢山の出逢いに恵まれて
人として日々勉強させて貰えてるこの場所
僕は大好きです
人に好きになってもらうなら
人に知ってもらうなら
まずは自分がこの場所を好きにならないと
この街を知らないと
その良さを伝える事なんて出来ないんじゃないかって
BASE-hair
皆さまの秘密基地になっていただく為の
僕の秘密基地
ここでの出逢い
ここでの時間が
幸せなひと時に
何かのきっかけに
なっていけたらいいなぁ
なんて
ふと思う
夏の終わりも間もなくの
この季節